
水パイプは中東や南アジアで古くから使われている喫煙器具です。
それは水による紫煙の濾過と冷却を効果的に実現します。
水パイプの起源は500年以上前に高度な文明を誇っていたオスマン帝国(現:トルコ)で発明され、その後、中近東や、インド・中国に伝わり、それぞれの地域で独自の発展を遂げました。
国や地域により水パイプはナルギレ、シーシャ、フーカー、ガリヤンなど様々な名前で呼ばれています。
"ナルギレ/Narghile"はトルコ、レバノン、シリア、イラク、ヨルダン、ギリシャ、アルバニア、パレスチナ、イスラエルとルーマニアで使われており最も一般的な名前です。
"シーシャ/Shisha"はエジプト、サウジアラビアとソマリアで見られます。イランでは"ガリヤン/ghalyoun"と呼ばれています。
そしてパキスタンとインドでは"フーカー/huqqa"と称されます。
西洋では多くの人がインドで初めて水パイプを経験したことにより、"フーカー/hookah"が英語で一般的に用いられるようになりました。

伝統的な水パイプは美しく巧みな装飾が施されています。
現代の水パイプは昔ながらのものと違い、さまざまなサイズやデザイン・素材で造られています。
また何本かのホースがついており複数での使用が可能なタイプのものもあります。
水パイプはその原理はどれも水を通して煙を吸い込むというものです。
火皿部分で燃焼したハーブから出た紫煙はパイプ内部に入り水をくぐってから、ホースを通りあなたの口へと届きます。
水を通過することにより紫煙は冷え、タールなどの有害物質を濾過します。
水パイプの使い方は、はじめにボトル内部に水を入れます。火皿側の管が水に浸かり、吸い口側の管が浸からないように水を入れます。
このとき注意したいのは、吸い口側の管からある程度、ボトル内の水位を離さなければならないということです。
これは、あまりにも近くに水位があると、吸い上げたときに吸い口側に水が入ってしまうためです。
つぎに、火皿に適当な大きさのパイプスクリーンをセットし、ハーブをのせて上から火であぶるようにします。
吸い口をくわえ、空気を吸い込むことで火がハーブを燃やし、煙を吸い込むことが出来ます。吸い方は紙巻きタバコとは違って、深呼吸をするように深く吸うのが普通です。